眠りのしくみ

人間や動物にとって、生きていく上で欠かせないのが食べる事と、眠る事ですよね。

特に、睡眠に関しては夜になったら自動的に眠りにつくものとして、睡眠自体に何の役割があるかや、
どんな仕組みがあるかなど、よく知らないなぁ、という方の方がきっと多いのではないでしょうか。

そんな方に、簡単に睡眠についてご説明します。

まず、睡眠には、２つのパターンがあります。
人間は、体が疲れた時にはすごく眠たくなりますよね。起きてから眠るまで、あらゆる活動で脳や体は疲れています。

この疲れた脳や体を休ませる為には、睡眠をしなければいけません。それを、「恒常性維持機構」といいます。
次に、夜になってくるとだんだんと眠たくなります。こちらを「生体時計機構」といいます。

これらの２つの働きが体内で働くことによって、眠りの深さや量、タイミングなどをコントロールしているのです。

体内時計、という言葉も良く聞きますよね。
なぜか人間の体は25時間単位で動いているようなので、太陽の光を浴びることで、体内時計を新たにリセットできるのです。

睡眠のリズムも、一般的には日中の眠気は午後2時～4時に強くなり、夜は午前2 時～ 4 時に眠気が強くなります。
太陽が沈むと同時に眠って、朝日が来たら起きるといった、自然にそった眠りが一番良いと言われていますが、現代ではなかなか難しいですよね。

人それぞれ、睡眠のタイプは異なりますが、お昼にうとうとしてしまうタイプの方は、夜間にしっかりと睡眠が取れていない場合が多いので、質のよい睡眠の為にはライフスタイルの改善が必要です。

リズムの良い睡眠習慣や体内時計をきちんと毎朝リセットすることで、健康な毎日をすごしましょう。